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セルフカラーで失敗!サロンカラーのメリットと直し方 【市ヶ谷・半蔵門・四ツ谷・美容室】

投稿日:2024年1月19日(金曜日)

セルフカラーで失敗!サロンカラーのメリットと直し方 【市ヶ谷・半蔵門・四ツ谷・美容室】

こんにちは。半蔵門の美容室STELLAR【ステラ】店長の相馬です。

 


「思ってたのと違う色になってしまった」

「黒くなりすぎちゃった!」

「家で染めたらゴワゴワになった気がする・・・」

セルフカラーを行った方でよく聞く声です。
今回はよくあるセルフカラーの失敗例と失敗したセルフカラーをサロンでどう直すか?また、サロンカラーのメリットをお伝えしたいと思います。

よくあるセルフカラーの失敗例


①ムラ染まりになってしまった


顔回りやトップは鏡から見えるので、染めやすい場所ですが、後ろや中のほうは自分では見えづらく、カラー剤が塗りにくいです。
また、細かく毛束を分けとりながら塗ることができずカラー剤が均一に髪の毛につかないので、染まりきらなかったり全く染まってないこともあります。
塗り始めと塗終わりの時間差が大きいと明るさの染まりムラも出てきてしまいます。

②ダメージが大きい


セルフカラーは新しく生えてきた部分と以前に染めた部分とカラー剤の塗分けをしないことがほとんどだと思います。
明るくする必要が無い部分に明るくするカラー剤がついてしまうと、髪へのダメージは大きくなります。
また、ホームカラーのカラー剤は誰が染めても、どんな髪質でもある程度均一に染まるように薬剤のパワーが強くなっています。
上記でも書いた薬剤の塗布時間もダメージに影響してきます。

③思い通りの色にならなかった

元々の髪質・メラニン色素の量、明るくなりやすいのか?、以前のカラーの残留色素はどのくらいか?、カラー剤の色素量・明るくする力はどのくらいか?等、狙った通りのヘアカラーの色味を表現するためには、たくさんの知識と経験が必要です。
よく聞く失敗例は、黒くなりすぎてしまったり、アッシュにしようと思ったのに緑になってしまった。というはよくある失敗例ですね。白髪が全然染まらなかったという声もよくある失敗例です。
これはカラー剤の中に含まれる色味成分の濃さがきちんと把握できていないと起こってしまう失敗です。
縮毛矯正やブリーチ履歴がある髪は特に注意が必要で、この場合は「思ったより色が入らなかった」より、「思ったより色が入りすぎてしまった(暗い・濃すぎ)」という方が多いですね

失敗してしまったセルフカラーは治せるの?


仕上がりの色味によりますが、大体は修正できる場合が多いです。
縮毛矯正やブリーチ毛は一度でカラーチェンジをするとダメージが余計に進んでしまう場合もありますので、何度かに分けて修正していく方が無難です。
ステラで行うセルフカラー失敗例の修正法を見ていきましょう。

黒くなりすぎた・暗くなりすぎた場合


セルフカラーで暗くなりすぎてしまった場合は、部分的な場合が多いので、その部分だけ明るいカラー剤を塗ってから希望の色味をかぶせていきます。
ただ、明るい薬剤=ダメージが大きいので、アフターケアやホームケアをしっかりしてダメージを最小限にする必要があります。
一度の施術で治そうと思うとダメージが大きいので何回かに分けて徐々に明るくしていくとダメージが抑えられます。

思い通りの色味にならなかった場合

暗くなった場合と同じように明るいカラー剤を使っていらない色素を削る方法と、補色の色味を使って色を打ち消す方法と、多少暗くなっても大丈夫な場合は少し暗めの色で染め直す方法があります。
髪のダメージを考えると、補色の色を入れて希望の色に近づけていくか、暗めの色で染め直す方法がおすすめです。
例えば、緑になってしまった場合は赤紫、青になってしま他場合はオレンジといった具合です。補色の関係にある色味が合わさるとお互いの色を打ち消しあって無彩色になります。
ただ、同じ色の濃さで入れないとどちらかの色味に寄って行ってしまうので色味の選択は経験が必要です。

ムラになってしまった場合


全体的にムラになっている場合は、明るいカラー剤と暗いカラー剤を混ぜてカラーすることで均一に染めることができます。
部分的なムラの場合や、色ムラの度合いが低い場合は通常通りの染め方で修正することが可能です。
まずムラにならない一番の解決方法は、カラー剤を均一に塗る事です。これは自分でやるとどうしても難しいですね。
さらに、頭皮は場所によって体温の差があったり毛の太さが違ったりするので、均一に発色させるためにはそれも考慮しながらカラー剤を塗布していきます。
また、ムラになってしまった部分がとても多い場合は色ムラに合わせて何種類かの明るさのカラー剤を使って塗分けてカラーし直します。これは比較的明るめのカラー剤でセルフカラーをした方に多い失敗例ですね。

美容室でカラーをするメリット

美容室でカラーをするメリットは大きく分けて3つあると思います。

①ダメージを最小限に抑える事ができる


美容室では新生毛と既染毛で薬剤のパワーを変えて塗ることがほとんどです。既染毛の既に明るくなっている部分は、これ以上明るくする必要が無い場合は不必要なブリーチ力を乗せることをせずにカラーができます。
新生毛の部分も希望の仕上がりの明るさ以上に明るくすることをしないので、必要以上にメラニン色素を削らずにカラーをしていきます。
セルフカラーの場合だとカラー剤の薬剤のパワーもあまりわからず、(思ってるより強いことが多いです。)塗分けもできないので繰り返しセルフカラーをしていくうちに大きなダメージとなってしまいます。
また美容室では、CMC,PPTといった髪のダメージ補修成分を使って前処理、中間処理、後処理をすることでさらにダメージを抑えます。カラー剤の中に入っているアルカリ剤や過酸化水素水を酵素や炭酸の力を使って除去することで色味の退色を抑える事もできます。

②似合わせカラーとデザインの提案


美容室では一人一人が持つ肌色や雰囲気に合わせてカラーを提案することができます。
例えば、肌の色で言えば大きくブルーベースイエローベースに分かれます。ブルーベースはアッシュやピンク、イエローベースはマットやオレンジと言ったようにそれぞれの肌色を良く見せることができるカラーがあります。またその人の雰囲気に合わせて色の調子(トーン)を変えていきます。ビビッド、ダル、ブライト、ダークと言ったようにたくさんの種類があります。我々美容師はヘアカラーを色味×明るさ×トーンを組み合わせてヘアカラーを作っていきます。
セルフカラーだとここまで細かい色の設定は難しいと思います。
また、ハイライトやバレイヤージュといったデザインカラーが組み合わせることができるのも美容室でカラーをするメリットです。
同じカラーでも「少し雰囲気を変えたいな」という時はおススメですね。

③カラー剤の質が良い


美容室で使うカラー剤はプロフェッショナル用なので、カラー剤の質が良いです。
種類も豊富で、明るくする、色味のみを入れるダメージレスなもの、コーティングしてツヤを出すもの、白髪のみに色が入るものなど様々です。美容室では適材適所でカスタマイズしてカラーリングしていきます。

ステラで使うカラー剤の特徴は、低アルカリやアシッドタイプ(酸性)を混ぜて使ったり、白髪染めは白髪に定着の良いエマルジョンベースのものを使っていたりと、セルフカラーの質とはだいぶ違った高い質のカラー剤です。また、カラー剤に混ぜて使う2剤(過酸化水素水)の濃度も1.5~6%まで濃度があり、それを変えることでダメージ軽減につなげています。

ステラのおすすめヘアカラー


ステラでおすすめしているのがハイライトを組み合わせたデザインカラーです。ハイライトは入れる場所・太さ・明るさを考慮して入れるので、セルフカラーでは難しいデザインカラーです。

写真のカラーはチョコレートブラウンのベースにマットグレージュのハイライトを入れています。

ステラのおすすめカラーのチョコレートブラウンは、ブラウンにピンクとグレーが混ぜた色味で、ベースカラーにすると微妙なニュアンスのハイライトのカラーが自然に馴染むので、派手になりすぎず自然にデザインを取り入れることができます。
また、ハイライトはモノトーンやマット、グレージュなどの色味をチョイスすることで落ち着いた雰囲気のカラーになりますよ。

それでもどうしてもサロンでカラーする時間がない方へ

最後に、セルフカラーのデメリットはわかりつつも、「美容室に行く時間がない!」という方にステラがおおすすめするメニューと対策を紹介します

Tゾーンのみのポイントカラー

顔回りとトップの見えるところだけ染めるメニューで、通常のカラーリングより短時間で施術を終えることができます。
例えば2か月周期で染めている方で、間に一度ポイントカラーで来店されたり、「三回に一回はポイントカラーで。」という方もいらっしゃいますね。

ファンデーションタイプのカラーでカバーする


シャンプーで落ちるタイプのもので、特に顔回りに白髪が多い方におすすめです。カラーと違い表面につくだけなので、ダメージは全くありません。気になるときにささっと使えるので、急なお出かけや人に会う時などは便利ですよね。

よくある質問

Q,すぐに失敗したセルフカラーを直したい!すぐにできますか?

A,できれば少し時間を空けた方が良いですね。ダメージもしやすくなっているので一週間ほど空けてから直した方が良いと思います。

Q,根元だけ明るくなってしまいました。自然に直す方法はありますか?

A,はい。明るくなってしまったところに色味を入れれば自然になりますので、明るくなってしまったものを暗くするのは比較的簡単です。逆に暗くなりすぎてしまったものを明るくするのは難しいので注意が必要です。

Q,セルフカラーを上手にするコツはありますか?

A,自分で染めるのはやはり難しいですが、髪の毛一本一本にしっかりとカラー剤がついていることがコツでですね。薄くスライスをとったりカラー剤を均一に乗せるなどいろいろありますが、やはりお店でカラーをしていただくのが一番かと思います。

まとめ

いかがでしたか?
ご自宅でできるセルフカラーは便利である反面、ダメージなどデメリットもあるので継続的に髪を綺麗に保つためには美容室でカラーをすることをおすすめします。 セルフカラーで失敗した場合も美容室で相談すると対処法や解決法はあるので、セルフカラーで失敗してしまった場合でもご自身でどうにかしようとせずに、一度ご相談して頂ければと思います。

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